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中屋万年筆、届いた! 中屋 黒溜ポータブル ライター

40歳の記念にと、誕生日に注文をした中屋の万年筆が届いた。

 

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ほぼ丸三ヶ月、長く待ったような、そうでもないような。いつ来るか待ち遠しかったのに、いざ発送連絡を受けるともう少しワクワクした気持ちを楽しんでいたかったとか思ってしまうのだから現金なものである。

 

とにかく、万年筆は手元に届いた。

桐の箱に納められ、織物の万年筆入れにしまわれた漆塗り万年筆、ザ・和。うん、これでなくちゃ。

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黒溜、サイズはポータブル。クリップのあるライタータイプ。実物はやっぱり美しい。エボナイトの軽さと艶やかな漆がしっとりと実に手触りがいい。いくら触っていても飽きない。

クリップはロジウムメッキにカスタム。うん、黒溜にはシルバーカラーがよく合うな、このカスタムは大正解だった。
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ペン先は中軟。こちらもクリップと同様ロジウムメッキにカスタム、やっぱり収まりがいい。カスタムしたのは以上の2点。勝負万年筆とするつもりの一本だけど、ネームは入れたりしてないよ。ずっと先、先日産まれた息子にでも譲り渡せたら素敵だしね。

 

ネジ周り、というか凹凸がある部分は溜塗の下の赤が見えて美しい。僕、金属ネジモデルを注文したはずなのだけど、ネジ部分エボナイトにネジ切ってあるな…。金属ってここじゃないのかな? 詳しい仕様の違いを理解しているわけではないし、ま、いいか。

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中屋万年筆は母体がプラチナなので、適合するカートリッジとコンバーターはプラチナのもの。なので付属するのもプラチナのカートリッジ。でもひとまず、プラチナのコンバーターとブルーブラックのインクは用意してある。さて、あとはいつからインクを通して使うとしますかね。どうにも今のところは眺めて、触っているだけで十分満足してしまっているんだよなあ。