紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

中屋万年筆、注文しました。

40歳になりました。

 

40歳の誕生日、向こう10年くらい頑張る励みになるような何か記念のものが欲しい、と前から思っていて。今年の初めくらいにはやっぱり万年筆にしよう、とは思っていたのだけど、奥さんの妊娠でなかなか都内まで出かけてゆっくり自分の買い物、というわけにもいかず。

 

そして今日、無事に誕生日を迎えて、僕の手元には何もない。それなら、と思いきって銀座の伊東屋さんへ行くことに。


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リニューアル後の伊東屋は賛否両論あるし、僕も否のほうだけど、別館は好きだ。いくつかの候補で決めかねてはいたのだけど、ここに来れば万年筆はたいていあるし、何より中屋万年筆はサンプルが豊富。

 

一階でモンブランの146ル・グランとペリカンM800、デュポンのラインDなどを試して、プラチナ出雲も見させてもらって、二階へ。プラチナ関係の展示強化してるのかな? 以前より中屋の展示が多い。

…やっぱり溜塗の美しさは現物見ると素敵のひと言。下で見た同じ溜塗のプラチナ出雲も良かったけど、やっぱり中屋のシンプルな味わいとスペシャル感が、記念の品としてはふさわしいかな、ということで肚は中屋にこの時点で決定。

 

モデルはライターのポータブルかネオスタンダードで悩み、ポータブル。ポータブルが四条ネジ、ネオスタンダードは一条ネジなので開閉にちょっと手間取りそうなのと、デザインやっぱりライターとかのほうが好みに合う。

色は黒溜、赤溜、鴇溜で悩んだが、現物見ると赤溜は写真より明るい、鴇溜は茶に近く柔らかい色合いで、下の赤が艶やかでそれでいてキリッとした黒溜が一番好みだったので黒溜。

 

ペン先は中軟をチョイス。ペン先は基本センチュリーと同じとのことなので、信頼性は高い。ちなみに出雲はプレジデントのペン先だったな。クリップとペン先はロジウムメッキに変更して、ちょっとパーソナライズ。

 

ということで、出来上がっての発送を依頼して、あとは完成と到着を待つばかり。年内には手元に届くかな? 待ち遠しい。