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紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

カヴェコ万年筆についてまとめてみる。 ペン先交換・コンバーター

カヴェコの万年筆はなかなか面白いラインナップの構成となっていて、基本的に販売段階ではスチール、線幅Mのペン先がついていて、追加料金で線幅の異なるペン先やモデルによっては14Kのペン先に交換ができるというもの。

カヴェコクラシックスポーツを入手したとき、てっきり僕はこの万年筆が金ペン化できるものと思っていた。だがよくよく調べてみるとモデルによってペン先の交換方式が違って金ペン化ができないとか、どうにも一筋縄ではいかない模様。

 

また、コンバーターも同じ短軸、ましてやスポーツのシリーズでもミニコンバーターが使えたり使えなかったりと、どうにもクセがある。

 

なので、カヴェコの万年筆購入を考えている人に向けて、2017年1月現在の、カヴェコのペン先交換やコンバーターの情報をまとめておこうと思う。ただし、これはあくまで僕が調べた範囲のものなので、詳しくは購入をするお店に聞いてもらったほうがいい。

 

ペン先交換について

ペン先交換は大きく2つに系統が分かれる。一つは首軸ごと交換してしまうタイプのもの(タイプAとする)。もう一つはペン先・ペン芯がユニット化されていてそれをカヴェコ認定の販売店で、修理扱いで交換してもらうもの(タイプBとする)。その際交換前のペン先は返品されるのだが、要はペン先だけでの小売はしないということなのだろう。ちなみにエリートについてはペン先の大きさが違うため、タイプB形式の交換だが、ラインナップはスチールのみとなる模様。

 

タイプA

ペン先種類:スチールEF・F・M・B・BB

適合モデル:クラシックスポーツ(チェス)、アイススポーツ、スカイラインスポーツ

※モデル、軸色毎に製品として販売

※カリグラフィペン先はカリグラフィセット用、形状は同じと思われるが、上記モデルに適合するかは不明

 

ローエンドモデルとなるプラスチック系スポーツはこのタイプで交換ペン先が提供されている。こちらのタイプは金ペン先は用意されていない。ペン先とペン芯を引っこ抜いてタイプBで用意されている金ペン先と交換は可能みたいだが、当然自己責任。

 

タイプB

ペン先種類:スチールEF・F・M・B・BB(シルバーorゴールド)、14K EF・F・M・B・BB、スチールブラック EF・F・M・B・BB、カリグラフィ スチール 1.11.51.92.3

適合モデル:ブラススポーツ、ALスポーツ(アルミ、ストーンウォッシュ)、ACスポーツ、リリプットシリーズ、スペシャル、エレガンス、ルックス、DIA2、スプラ

 

タイプB'

ペン先種類:スチールEF・F・M・B・BB

適合モデル:エリート

 

ローエンドのプラスチック系スポーツ以外はペン先がユニット化していて、交換が可能ということらしい。ただし前述のとおり取扱い店舗は限定されていて、修理部品扱いになるので小売はしていない。金ペン先は価格が10,000円(税別)と決して安くはないけど、軸とあわせて1万円台で舶来金ペンができるわけだし、リリプットやスポーツといった他に類がないペンが金ペンで使えるというのは魅力的。

 

コンバーターについて

カヴェコでは2種類のコンバーターが用意されている。基本的にカートリッジがヨーロッパ標準タイプなので通常タイプのは互換がありそうだ。特筆すべきはミニコンバーターの存在。これは短軸のプラスチック系スポーツとブラススポーツに使える。ただし同じスポーツでもALシリーズやAC、短軸でもリリプットには使えないので要注意。

 

コンバーターの適合は以下のとおり

  •  コンバーター:スチューデント、エリート、エレガンス、スペシャル、DIA2、スプラ
  • ニコンバーター:クラシックスポーツ(チェス)、アイススポーツ、スカイラインスポーツ、ブラススポーツ
  • カートリッジ専用:ALスポーツ(アルミ、ストーンウォッシュ)、ACスポーツ、リリプットシリーズ

 

こうまとめてみると、金ペンにできてかつコンバーターが使える短軸はブラススポーツだけ。アルミスポーツやリリプットにコンバーターが使えないのは残念だなあ。ブラススポーツはとにかく重い(44g)からね。スチューデントやDIA2なんかは安価で使える金ペンにできるのだけど、やっぱりカヴェコ使うなら短軸を楽しみたいかなあ。

カヴェコ 万年筆 ブラススポーツ BRFP-BR

カヴェコ 万年筆 ブラススポーツ BRFP-BR