2本差しのペンケースを探して。
中屋万年筆ポータブルとペリカンM805ヴァイブラントブルー、それなりに高価でできるだけ傷つけたくない万年筆が手元にやってきた。これまで機能性重視で探し、手を出してきたペンケースではあるが、この2本についてはちょっと特別扱いをしてあげたい。
ということで2本差しのペンケースを探すことに。条件は、材質はレザーで一本ずつ収まること。クリップを含むちゃんとペン全体がしまわれる、もしくは固定できること。フラップがあればなお良し。持ち運びの時にガチャガチャしたんじゃ元も子もないからね。
ということで調べていくと、ここで大きな問題。中屋ってポータブルでも長さがかなりあるんだよね…。だいたい二本差しのペンケースは140mm前後を想定して作られているのだけど、中屋ポータブルは150mm。フラップ付のなら調整は効くのだろうけど、うーーーん。
好みとしては文具ブランドのロゴ前面、みたいなのはなんとなく避けたい。そもそもアウロラやカランダッシュなんかのはバカ高いし。その中ではペリカンのは価格それなりで、収納するのがペリカンM805なのだからいいかな、とは思うのだけど、どうもなあ…。
なんかデザインが野暮ったい。
そのほか調べていて気になったものもいくつかあって、例えば伊東屋のロメオブランドのペンケース。
雰囲気はあるし使いやすそう。伊東屋みたいな文具店の知名度の比較的低いオリジナルブランドではあるといえ、ロメオのペンを収納するわけでないのとフラップがないのが気になる。
パイロット×ソメス。これは文具ブランドっぽさがなくて、クセのないデザインでとても素敵だなあ。なにせソメスだから品質は折り紙付きだろうし、レビューを見るとモンブラン149も入るようなので、サイズも大丈夫かな、とは思う。
文具ブランドではないやつでは、革製品のお店のサイトをあれこれ見ていてこんなのを見つけた。長さもいいしパイロット×ソメスより安価、仕切りがカッチリしていないのも好みかな。
こちらのお店のは、楽天のほうだと期間限定でネーム無料で入るっぽいな。
ちなみに僕は万年筆はネーム入れない派だけど、ペンケースはむしろ入れる派。僕はよほど近しい人でもない限り、自分を含む誰かが使っていた革製品の中古は使うのも使われるのもなんかダメな性質なので、人に譲ることなんてまずないしね。
とまあ見てきたわけだけど、さてさてどうしましょうかね。評判のいいパイロット×ソメスもいいけど、こういう革製品工房みたいなところのを試してみるってのもいいかな、とは思う。少なくともクリスマスまでには届くようにしたい、一応奥さんがプレゼントしてくれるということになっているんでね。