紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

定番を、限定品だから。 ペリカンM805 ヴァイブラントブルー

マニアと呼ぶには程遠いが、気づけばそれなりの数の万年筆をこれまで手にはしてきた。そんな中で、なかなか高価な定番品はいつかは、と思いつつ手を出せないでいた。

ペリカンスーベーレンM800もその中のひとつ。M400は以前に所有していたことはあったけどね。

 

先日思い立って万年筆や衣類を整理したところ、それなりの資金ができたこともあり、今回ついにM800シリーズに手を出してみようと決心。でも候補は黒縞のシュトレーゼマンか2016年の限定モデル、ヴァイブラントブルー、どちらもM805だったり。

 

ちなみにMxx5はシルバートリムモデル。

 

どちらにしようか悩んだが、現物見たらイタリアものかと思うくらいの華やかさ、美しさにやられて、しかも限定品。たぶんそろそろなくなるであろうことから、ヴァイブラントブルーにした。まあ仮に飽きたとしても限定品のほうが定番品より高い値段で手放せるしね。

今回購入したのはArt & Craft FAN。北関東の大型ホームセンター ジョイフル本田が運営する文房具専門店。僕がよく行く新田店は群馬県有数の規模と品数を誇り、万年筆の品揃えもまた然り。今回はそちらのネットショップから購入。ええ、ポイント目当てです。

こちらのお店、ポイント除く割引は10%だが検品をペンドクター川口明弘氏が務めていて、1年間の調整保証が付くのが売り。国産万年筆はともかく、はずれもそれなりにあるような舶来品ならそれくらいの保険があったほうがいい、ということで。

 

で、到着、開封!

 

限定品なのだからもう少し色気のあるケースでもいいような気もするが…。

おお、やっぱり美しい。

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天冠は金属、やっぱり重厚感がいいね。昔持っていたM400は樹脂だったな。
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ペン先はプラチナコーティング。M800のバイカラーとは違って色気はないけど、シルバートリムには似合わないし、なにせ軸が華やかなので、かえってうるさすぎなくていい。線幅は今回Mを選択してみた。
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軸はうっすら透けている。キャップを後ろに挿すと、尻軸の黒が透ける。インクの残量もインク窓がなくてもわかるはず。
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 とりあえずふさわしいペンケースが今のところ手元にないので、インクはまだ通していないけど、サービスでもらったロイヤルブルー常用が良さそうかな。エーデルシュタインもいいのだけど、長く使うなら、ド定番のインクだよね。

 

使い始めたらそのうちレビューも書くと思うけど、デビューまではもう少し、年明けからかな。