紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

万年筆のペン先に、超音波洗浄機 ツインバードEC-4518Wを試してみる。

仕事がわけがわからないくらいの忙しさで、届いてはいたもののなかなか開封できなかった超音波洗浄機。GWになってようやく開封。

 

とりあえず、洗ってしまっておいたチャールストンのペン先を洗浄に使っている綿棒のケースに沈めて、ケースごと水を張った超音波洗浄機に。

 

スイッチ、オン!

 

おおお、もくもくとインクが湧き出してくるじゃないか。


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それなりにちゃんと洗って保管しているペンでこれ。うーん、なかなか。

 

じゃあ今度はペン先が外れるソネットじゃどうだろう、ということでやってみたらさすがにこちらはペン芯のインクがきっちり洗えているため、まったくインクは湧き出てこず。一方、連休前まで実戦投入していたカキモリローラーボールは盛大に綿棒ケースを赤紫(色雫 山葡萄を入れていた)に染めて、短時間でそこそこ綺麗に。といってもこちらはその後水に漬け置きしてから再度洗浄機にかけて、ようやく満足いくレベルの洗浄具合。まあ赤系のインクだし透明軸だから、どうしてもね。

なお、購入の動機となった、完全に詰まってしまっていた某ペンは、ペン先分解以外の、僕のできる範囲でのあらゆる手段を講じても詰まりが取れなかったので、これは要入院という結論に。

 

あまり頻繁にやるものじゃないのだろうけど、別のインクを使いたいときの洗浄時間の短縮のために最初にかけてみたり、長期保管前のおまじないにはそれなりに意味あるんじゃないかな。

 

と同時に、わかってはいたけど、過度に期待するようなものではないね。

 

眼鏡や時計の金属バンド、アクセサリーの洗浄にも使えるから、万年筆だけじゃなくてそういうものもそこそこ持ってる、というのなら結構使いであると思う。価格も手ごろだしね。

 

TWINBIRD 超音波洗浄器 ホワイト EC-4518W

TWINBIRD 超音波洗浄器 ホワイト EC-4518W