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紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

やあ、いらっしゃい。  2016年万年筆を始めてみようと思う人へ。

どうやら万年筆って面白そうだと思ってしまったあなたへ。

 

じゃあ一本、向こう3ヶ月楽しめる万年筆を探してみようか。

 

ん? 


Custom Namiki Falcon Resin Fountain Pen HD

これがいい? うーん、ナミキファルコンの国内モデル、パイロットエラボーはそりゃ軟らかいペン先が通常でも素敵なモデルだけど、よほどの知識と筆記技術をもった人が「改造」しないとこんな芸当はできないからね。夢を壊すようで申し訳ないけど。

 

でね、夢は夢として、着実な一歩を踏み出すほうが建設的だと思うのね。

というわけでここからが本番。カクノをプレ1本目として、だよ。最初に買うのだったらね。

 

 

 

国産メーカーの金ペン(ペン先が14金以上のもの)を買おう!!

 

これに尽きる。

例外がないわけじゃないけど、舶来メーカーのペンは、どうしても日本語を書くのに適していない。それに円安も相まって、舶来金ペンは国産のものと同等で約+1万円と思うといい。よほど欲しいモデルがあるなら止めないけど、悩んでるなら国産のものがいいよ。それに国産のものって、品質のバラツキ少ないのでネットで買ってもそんなにハズれることもないしね。

 

なんで鉄ペン(ここではスチールやステンレスなど、金以外の素材のペン先のものを指しています。)じゃないかというと、鉄ペンに魅力がないかと言われれば決してそんなことはない。でも、鉄ペン使ってると絶対金ペンが気になるものなんだよね。だったらここで金ペンを味わうほうがいいと思うんだ。ほら、鉄ペンならあなたの手元にカクノがあるじゃん、書き味の良さだけでいうならあれよりいい鉄ペンはなかなかないよ。鉄ペンは、金と鉄の両方の長短を味わってから、気楽に使うものとして選ぶものだと思うんだ。

 

とりあえず諭吉さん1枚、用意してください。

話はここからですよ。超独断のおすすめ品、ご参考にどうぞ。

 

 アンダー1万円ならこれ!

 

プラチナ#3776センチュリー。これはほんと素晴らしい。御託はメーカーサイトを見てもらえばわかるとおりなのだけど、スリップシール機構の頼もしさは素晴らしい。乾きづらいって、特に初心者にはほんと心強いんです。

プラチナ #3776 センチュリー 細字 シャルトルブルー PNB-10000#51-2

プラチナ #3776 センチュリー 細字 シャルトルブルー PNB-10000#51-2

 

 ペン先の選択肢が豊富なのも嬉しいところ。実のところ、このシリーズで字幅を変えて2・3本漁れば万年筆は満足できるんじゃないかと思うくらいによくできてる。

 

もう少し足せるなら、これもぜひ!

 

 渋いよ、渋い。パイロットのデラックス漆。

これは僕も所有しているけど、ほんといい。パイロットのラインナップでもメチャクチャ地味な存在なんだけどね。素直なペン先と、真鍮に漆という仕上げの上品さがたまらないんだな。嵌合式(キャップを押し込むとカチッと締まるタイプ)というのも使いやすい。後でちゃんとレビュー上げようと思ってます。

 
諭吉用意できない? じゃあ…。

 

プラチナ#3776センチュリーのネット価格よりリーズナブルな金ペンは、正直言ってあまりお勧めできないな、好みに合うならいいんだけど、やっぱり安っぽし、デザインが垢抜けないんだよな。ペン先のために全体捨てるというのはもったいないと思う。

 

それだったら、ちょっと裏技っぽくなるけど、オークションなんかで、古いショート万年筆を落札するのがいいと思う。

 

 イメージはこれ。現行の復刻ものだけど、昔は各社出していたので、70年代くらいのだったら2,000円くらいで落札できると思う。基本カートリッジ専用だけど、パイロットのエリートだったら、現行のコンバーター、CON-20が使えるので、インクも楽しめるよ。

 

パイロット 万年筆コンバーター CON-20

パイロット 万年筆コンバーター CON-20

 

 これが侮るなかれ、金ペンの味わいを楽しむのにはなかなかいいんだな。安価でかつバリュエーションが豊富すぎて別の沼が広がってる世界でもあるんだけど。

 

この辺で金ペンのペン先の軟らかいアタリの感覚を味わったら、基本編は卒業かな、ここからはもうあなた次第。一緒に素敵な万年筆ライフ(別名・沼)を楽しみましょうや。