読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

一生もののボールペンを、パーカータイプG2リフィルで。 ~低粘度インク編~

三菱uniがジェットストリームでがらりと変えた油性ボールペンの世界。滑るような書き味で筆圧の弱い人でもサラサラと書けるのがジェットストリームをはじめとした低粘度インク。滑りすぎてどうもしっくりこないとか、紙を選ぶとか、インクの持ちが悪いとか、ネガティブな要素がないわけではないけれど、多くの人が感じていた油性ボールペンの欠点を見事に払拭した革命的な商品。

 

当然どのメーカーもこれに続けとばかりに、各社独自の低粘度インクをラインナップさせるわけだ。特に国内メーカーの低粘度インクは微妙な違いはあれどどのメーカーのものも非常に書き心地がいい。ただ残念ながら、互換性はあまりない(主にマルチペンに使われるD1規格の、三菱ジェットストリームパイロットアクロインキくらいか?)のが現状。

 

で、本題のパーカータイプ。

 

パーカータイプ、G2規格リフィルではeasy  FLOWという低粘度インクがS.T.デュポンのデフィに搭載されて、ようやく新時代が幕を開けた。また、本家パーカーもQUINK flowという従来よりも低粘度なものに切り替えてきていて、その二つが選択肢となる。


f:id:tome_zoh:20160728225648j:image

写真は僕の勝負ペン、グラフ・フォン・ファーバーカステルのギロシェ。easy FLOWを入れて使ってる。ちょっと見づらいけどeasy FLOW MとQUINK flow Fの線幅と色の濃さの比較など。

 

まず、easy FLOWについて。

このリフィルは、ドイツのシュミット製で、各社にOEM供給されている模様。色が濃く、ヌラっとした書き心地がぞわぞわするくらい気持ちいい。ちょっとインク出過ぎで乾きにくい感じはあるかな。線幅はM(1.0mm)なので、日本語筆記にはちょっと太い。まあその太さが書き味の良さには繋がっているのだけど。

それに、気合いの入った、例えば署名用のペンなんかは、これくらいの線幅のほうが堂々としていていいんじゃないかな。だから勝負ペンにはぜひこれを勧めたい。営業さんがお客様に署名を求める際に出すペンにもいいね。

色は黒と青。メーカーによって価格はバラツキあるけど、基本easy FLOWと名のついたものはもとは同じ商品だと思うので、手頃なものを入れればいい。伊東屋が自社ブランドROMEOに入れているものかS.T.デュポンのものが入手しやすいかな?

 

伊東屋 ROMEO/ロメオ 油性ボールペン替芯 (リフィル)1mmボール【黒】RMR

伊東屋 ROMEO/ロメオ 油性ボールペン替芯 (リフィル)1mmボール【黒】RMR

 

 

 

一方QUINK flow。

こちらはどちらかというと従来の油性ボールペンのインクを滑らかにした感じの低粘度具合。easy FLOWのような気持ちよさはないけれど、至って優等生な書き味。Fの線幅(0.8mm)があるので、手帳にも使えて、常用にはもってこいだと思う。

 

こちらはパーカー純正なので、入手しやすいし、色も黒、赤、青があって字幅もFとMが選べる。でもこれはやっぱりFを使うなら、かな。Mならeasy FLOWを勧めるな。

 

 

結論。一生ものの勝負ペン(署名や重要書類用)ならeasy FLOWで万全。いつも手元に持っている一生ものの実用ペンならQUINK flow(F)がベストな選択じゃないかな。

 

でも、一生もの実用ペンにするなら、他の選択肢もあると思う。次はゲルインクの紹介など。