小さい縦形が意外と便利なバッグインバッグ リヒトラブ スタンドポケットA6タテ
ペンケースやらキーケースやらモバイルバッテリーやら手帳に電卓。時に財布やらカードケース…。年がら年中万年筆なんかを持ち歩いているわりにわりと鞄の中が乱雑になってしまってるので、手頃なバッグインバッグが欲しいな、と思っていた。
僕が使っている鞄はA4サイズが収まる革鞄なのだが、バッグインバッグを入れたらその他のスペースがデッドスペースになってしまうのだとちょっと困る。できれば仕事で会議の時なんかにちょっと持っていけるものと、プライベートで使うようなものをオフの時のバッグに移せるように、2つ入れられれば便利じゃないかと考えた。そうすると、バッグそのものがA5サイズで縦に収まればサイズとしてはちょうどいい。なのだが、あれこれ探していたのだけどなかなかそういうものがないんだな。
横型のものを縦に入れてもまあいいのだけど、少なくとも仕事のものはペンケースなんかもあるので、縦のままスッと出し入れしたい。そんな要望は少ないのだろうか、ないなー、と思いながらあれこれ探し、落ち着くところに落ち着くような形でリヒトラブのスタンドポケットにたどりついた。
正直言って好みのデザインやカラーではないけれど、まあ、背に腹は代えられない。とりあえず試してみることにした。多分横型や別のサイズなら別のものに行っているかな。でもちょっとした仕事道具をまとめるものだし、まあいいか。
収納はメインの収納部のほかに前面にファスナー付きの若干のマチのある収納部と伸縮性のある素材のネットでマチのないポケット。背面もマチはないけれど同じ伸縮性のあるネットのポケットと、ペンや小物を入れられるポケット。意外に入る。
とりあえず、入れて使ってみているもの。
手帳と電卓、モバイルバッテリーとUSBケーブル、2本差しペンケース、マルチペンと携帯ハサミ。ノートや仕事用PCはそれ用のバッグがあるので、あくまで鞄からちょっと出すものだね。まあ入れるものはそのうちもう少し落ち着くでしょう。
名前にもあるとおりで、この商品最大の売りは自立すること。普通に物が入っていれば自立するが、より安定させるために中に入れるプラスチックの板が付属しているのだが、この固定方法はちょっといただけない。
というのもこれ、わりとセットするのが大変なんだな。当然、板を入れれば厚さは変わらない。うーん、少し物減らして薄くしたいときもあるんだよなあ…。フラップ式の底板なんかじゃダメなのかな。
とはいえ目論見どおり鞄にはすっぽり入って、隣にはほぼ同じ大きさのポーチ型のバッグインバッグが入った。ちょっとしたワンセットだからこそ、ストレスなく鞄から出せるというのはなかなか便利。
惜しむらくはデザインと前述の自立させるためのギミック。これはスマートフィットのペンケースもそうなんだけど、もう一工夫欲しいところなんだよなあ。リヒトラブさん、頼みますよ。一応株主からのお願いということで。
