紙の上にぐるぐると。

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夫目線の妊娠生活 つわり編② ニオイについての傾向と対策

僕の妻の場合、つわり生活のなかでいちばんダメージを受けるのが、生活のなかのどこにも溢れているニオイ。よく言われるご飯を炊く匂いなんていうのはまさしくそれで、それ以外でもダメなニオイに出くわしてしまうと、その場でダウンしてしまう。

 
なので、できるだけニオイをコントロールするのが、少しでも動けるような体調を維持する鍵とも言える。
 
今、妻がダメなニオイはこんな感じ。
  • トイレやゴミ、タバコや排気ガスなど普通に嫌なニオイ
  • お酒のニオイ
  • 芳香剤など、合成香料のニオイ
  • 歯磨き粉などのミント系のニオイ
  • ご飯を炊くニオイや冷蔵庫のニオイ
  • 揚げ物の油、ネギやニンニク、カレーの香辛料
まあ、あらゆるニオイに危険は潜んでいるわけで。僕の匂いがダメ! と言われてないのが不思議なくらい。まあダメだと言われてもそういうもんだと受け入れるのが吉。
 
妻は専業主婦なので家の中のことは任せていたのだけど、こうなるとどうしても動けない。それで生活臭がダメだとなると、こまめな掃除ができない、その上香料がダメだと芳香剤などでごまかすこともできない。なのでゴミの始末や水回りの清掃は気にするようにした。
 
お酒に関しては今回特にダメなようで、かといって僕のストレス溜まりまくりになりかねないので、寝室を分けて、僕は妻の就寝後に軽く飲む、といった感じにした。僕が発するニオイとしては昼食に香りの強いものを避けるようにしたり、僕は吸わないけど服にタバコのニオイがつかないように気をつけたり。香水を使ってる人だったらその辺も気遣ってあげたほうがいい。
 
香料関係で特に気にすべきはシャンプーやボディソープ、洗濯用の洗剤。幸い今使っているのは比較的香り弱めなので、それまで使っていたものが使えている。
 
歯磨き粉はなかなか困った問題で、妻の歯磨きについては僕は頑張れとしか言えない。歯磨きガムを試してみようかとも思うのだけど、口の中にものがあるのもダメみたいなので、なかなか難しい。でも、僕の歯磨きのタイミングや、妻のいる場所で歯磨きしないくらいの気遣いはしている。
 
ご飯を炊くニオイは炊飯の時間を早朝にすることで回避。冷蔵庫は、取り出すと思われるものをドア付近に置いて、それをあらかじめ伝えておくことでダメージを最小限にとどめる。キッチンまわりはニオイの宝庫なので、基本的に僕の仕事になる。
 
調理臭は、うちはリビングとキッチンがオープンに繋がっているので難しい。基本的にニオイの強い食材は使わないようにして、使うときは換気をしっかりする。不意討ちに強いニオイに当たるとダメージでかいので、リビングに妻がいるときにひとこと言ってから調理するとか、ネギなどを使うときは妻の就寝後にするなどしている。食べ物の工夫はまた別エントリで語ってみようと思う。
 
と、まあ気を遣いすぎても足りないくらいに地雷に溢れているわけで。しかももともと苦手でないものもダメになったりする。そしてこれはあらゆることに言えるのだけど、つわりの期間はどんどんNG案件が増えていって、それはピークを越すまでOKになることはない。
でも、ピークはいつか訪れるし、NGがOKに変わるものが出てきたらそれはピークを越えた証拠でもあるわけで。ダメと言われても、それは一時的なものなんだから受け入れて回避策を考えるのがお互い幸せというもの。それが自分のニオイだとしても、ね。