紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

スーツ着るならブラシを買おう、革靴履くならブラシを買おう。

久しぶりのエントリはこの季節なので新入社員向け、特にスーツ着て仕事する人。

 

言いたいことはまあタイトルで全部言ってしまっているのだけど、これからスーツ着て仕事するような人、意外とケアするための小物おろそかになってません?

そんな人にこれだけは買っておいたほうがいいよ、というもの。それがブラシ。

 

スーツ用と革靴用。別に安いものでもいいからちゃんと毛のやつ、それこそ100均でもいいからぜったいにひとつは持っておくべき。日常のブラッシングって特にウールやレザーのような自然素材の場合は効果は顕著で、汚れや埃を取るだけでなく生地や革のコンディションが保てるので、スーツも革靴も保ちが違う。

 

コンディションを保つ、というのがどういうことかというと。

例えばスーツなら生地のテカりを抑えたり、脇や股のような擦れやすい箇所に毛玉ができるのを防げるし、革靴ならトゥや履き口のスレを整えて擦り切れるのを防げる。素材が良くデリケートになればなるほど重要になるので、今はそこまでいいものを使っているわけでなくても、スーツや革靴を日常で使い始めるときから習慣化しておくといいよ。

 

使い方は簡単。スーツも革靴も、使い終わったときにお疲れさま、と言いながら全体をひととおりさっとかけてあげる、それだけ。

いやしっかりブラッシングするならそれ相応にやればいいんだけど、それは週に1回とかでいい。とにかく使い終わったら簡単にでもかけるのが重要なわけで。

 

どういうものを選べばいいかというと、日常の手入れだけでいうなら馬毛のものが扱いやすくていい。よく見かける素材は豚毛と馬毛だと思うけど、毛の硬さで言うと 豚>馬。埃を掻き出す力が強いのは豚毛だけど、埃を払いつつ日常コンディションを整えるのなら馬毛。ちなみに革靴は靴磨き用にはクリームを延ばして刷り込む豚毛も欲しいんだけど、日常のブラッシングは馬毛のものがいい。

 

大げさな話だけど、清潔感なんてのはこういう日常のちょっとした習慣の積み重ねなんだよね。清潔感なんてあって損することもないから、騙されたと思ってちょっと続けてみるといいと思うよ。

[コロニル] 馬毛ブラシ 17cmx5.4cmx4.5cm CN044042 Brown F

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