紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

娘はピアノを習いたい、と言った。 ピアノ教室探し編 その1

さて、今回はピアノ教室探しについての前編。

 

ピアノ教室というと僕の中では街で見かけるヤマハやカワイの音楽教室がまず思い浮かんだ。けれど世の中には当然ながら個人でやっている教室もあるし、どう探していけばいいのか僕のようにその世界に疎い人間には全くわからない。

 

あれこれ調べると、ピアノ教室には大きく分けて3つ系統があるようだ。

ひとつはヤマハやカワイとった楽器メーカー系の教室やカルチャースクール(A)。もうひとつは看板出してピアノ(音楽)教室とやっているところ(B)。そしてもう一つは看板も出していない個人が副業のような形でやっているところ(C)。

 

探す難易度は当然ながら A→B→C となる。

そして本気度は多分 B→A→C

レッスン回数は多い順に C→B→A

費用はかかる順に A=B→C

 

という感じかな。たぶん費用は習う人の本気度で変わるだろうけど。
自分なりに調べたA~Cの形態についての、勝手に僕の感じた印象はこんな感じ。

A メーカー系ピアノ(音楽)教室やカルチャースクール

探しやすさ:楽器メーカーサイトや"地域 + カルチャースクール"で検索可能

長所:
レッスンの体系がよく整備されていて、教材や教育方法が研究されていて一定以上の品質が確保されていて、安心感がある。

短所:
レッスン回数が少なく、費用が割高。
施設費や教材費が高め。


B ピアノ(音楽)教室として生徒を広く募集している教室
  ※教室としてのHPや電話帳への登録があり、業としてやっているところ。

探しやすさ:ネットで"市町村名 + ピアノ教室"程度で所在地まで検索可能
ピティナ(ピアノ指導者協会)のサイトから検索可能

長所:
本気で習わせるなら一番力を伸ばせるのはたぶんこの手のところ。
師弟関係でのレッスンというイメージ。
メーカー系よりはレッスン回数は多いところが多い。

短所:
習う上では特にないと思うが、最初の敷居は高い。
先生のレベルや教室のスタンスがまちまちなので、教室と習う側の目指すところが異なると辛いかも。先生の意識がいろいろな意味で高いところだとお付き合いも大変そう。


C 個人が自宅の一室で副業のような形でやっている教室

探しやすさ:ほぼ口コミのみ(自宅の外観ではまずわからない)

長所:
習う側の要望が通りやすく、スケジュールの融通も効きやすい。
費用はA・Bに比べて安価で習える

短所:
基本的にはBと同じ。
先生のスタンスにもよるが伸ばせる限界はBより低いかも。発表会等もなかったりするところもあるようだし。

 

BとCの間に、ネットでこの辺にピアノの先生がいそうだ、というところまではわかるけど詳細は不明、というケースもある。

多分自宅でやっていて先生が女性のケースなんかだと、ネットに自宅の詳細や電話番号を掲載したくないのだろう。その上でピアノ講師検索サイトなんかに登録はしたけど放置しているようなケースもあるようだ。実際、僕はネットから得た情報をもとに比較的自宅から近い数件に問い合わせを送ってみたけれど返信すらなかった。

僕と奥さんは大人になってからも趣味にできるものを、というのと本人の気質を考えてCまたは合いそうならBの形態を考えていたのだけど、それだとなかなか情報がないということがまずわかったわけだ。

 

とりあえず探す前提はこんな感じ。次回はじゃあ実際にどう探したかを。