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紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

書くって楽しい、を再発見。 ラミー サファリにカリグラフィペン先

tome-zoh.hatenablog.com

こちらのエントリの続き。

ラミー サファリにカリグラフィペン先をつけて、肝心の書き味をレビューしてみようということで。

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カリグラフィペン先の見た目。ご覧のとおりペン先は先端を切り落としたような形状をしている。そのため実際に書くとペン先に平行な横線は細く、垂直な縦線は太い線が書けるというのが特徴。同じように縦横の線幅が異なる線が書けるペン先には、スタブとかミュージックといったものがある。

これは1.5mmのもので、カリグラフィではペン先の太さを使い分けることから、他にもラミーでは1.1mm、1.8mmが用意されている。

 

僕はちゃんとしたカリグラフィをやるというわけでもなく、雰囲気を味わいたいので、しっかりメリハリがついてかつ字が潰れない太さということで1.5mmにしてみた。

 

インクを入れて試しに書いてみると、これがとにかく面白い。最初は紙に落ちる線が自分のイメージと異なったり、コントロールが上手くいかない違和感があるのだけど、気持ちを割りきってとにかく文字を書いていると、文字の一字一字になんとも言えない味が出て、手が止まらない楽しさがある。同じ文字を書いても表情が変わる。

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きれいに書こうなんてかしこまらず、普通に文字を書けばそれがなんとなくデザインされたような文字になって紙に残るのだから、これは楽しいよ。

 

ペン先の出来は、ペンポイントがごく薄い、というかない。なので万年筆の普通のペン先のような繊細さはなくて、まあ金属の板を紙に押し付けてるなあ、という感じではあるのだけど、サファリ+¥1,000程度でこういう楽しみ方ができるのだから、上等でしょう。そもそも用途が違うものなのだから、万年筆としての書き味を求めるのは違うだろうしね。

1.8mmつけて、ペリカンのハイライターインクを入れてマーカーがわりに使うのもなかなか面白そうだな。いや、そりゃマーカー使うほうが便利なのはわかってるよ。

 

カリグラフィペンは各メーカーがちゃんとしたカリグラフィ用途のやつをいろいろ出しているけど(そして今回のこれはそういうちゃんとしたやつのペン先流用なわけだけど)、万年筆で楽しむなら、定番のプレラ色彩逢いが最も手軽。色彩雫の試筆でよく置いてあるやつなので、店頭で気軽に試してみることができる。

 もうちょっと書き味の確かさを求めるなら、金ペンでパイロットカスタム2番台のスタブとか、各社主力製品にラインナップされているミュージックを選ぶのがいいんだろうね。パイロットカスタム74やセーラープロフィットスタンダードなんかは実売8,000円台、ちょっとこのアウトプットされる線の面白さに惹かれてしまっているので、このへんは近々手を出しそうな勢いだなあ。