紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

札幌革職人館 二本差し万年筆ケース 質実剛健な革製品専門店の良品

 

tome-zoh.hatenablog.com

こちらのエントリで逡巡していた二本差しペンケース選び。結局購入(一応奥さんからのクリスマスプレゼント)したのはこちら。

 

購入の決め手となったのは価格とモンブラン149も充分入る大きさ。入れるのは中屋万年筆のポータブルとペリカンM805だけど、中屋万年筆ポータブルの大きさはモンブラン149に近いんだよね。あとは中にも仕切りがあって、それが柔らかい革でかつ筒状であること。収納したペンが遊ばないのがいい。伊達に万年筆ケースを名乗ってない。

 

実際に納めるとこんな感じ。フラップの長さも充分、オイルドレザーの質感や硬さも好み。収納部は薄めのレザーで、背中からフラップまでのメインの一枚は厚手のレザー。

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フラップの先端にネーム入り、汚い消し方でなんだけど。

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 サイドはこんな感じ。フラップはそれなりにしっかり留まる。革がなじめばもっと自然になりそう。この2本が入るのだから、中屋万年筆のロングのようなよほど特殊なペンでもない限りしっかり入ると思う。

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ショップというかブランドロゴ。この位置なのは好みは分かれるかな、正直ちょっと野暮ったく感じる。あと、写真はないけど背面はちょっと無骨な表情。

 

エレガンスさには欠けるけど、細かいところの使いやすさをよく考えられているなあと感じさせられる、実用本位で質実剛健という趣なのがいい。しっかりペンを守ってくれる感じが道具感高くてね。

 

オイルドレザーなので手入れもそれなりにしてあげると良さそう。僕は靴はともかく、身の回りで使っているレザーのケアはラナパーばかり使っている。凝るとキリがないので楽な方向で、というのもあるけど、なかなかなくならないんだよなあ(ちなみに革靴はデリケートクリームとサフィールノワールのクレム1925。)。