紙の上にぐるぐると。

文房具なんかを中心に、興味のあることをつらつらと。

腰、痛いでしょ?? 腰痛を予防するグッズ

デスクワークの職業病とはいえ、かれこれ10年以上腰痛に悩み、昨年ついに椎間板ヘルニアの確定診断を受けたのね。そしたらそれから1ヶ月もたたないうちに、

 

ピュルっとでちゃったんですよ、椎間板が!!

 

坐骨神経がね、そりゃあもう激しく刺激されて。すね毛に風が当たっても痛い有様という、激しい右下肢の痛みに耐えきれなくなって入院・手術となったのが昨年の夏。

そのうち消えると言われても、それまで数か月かかるとか言われたら、耐えるのなんかできませんがな。

 

ということで腰痛の要因のひとつは取り除いたわけなのだけど、気づいちゃったのね。

 

椎間板ヘルニアって腰痛の原因の一つではあるけど、すべてではないんだな、と。

 

いやー、気づきたくなかった(涙)。

 

というわけで、腰痛の再発を極力防止すべく、やせ我慢はやめていろいろなグッズに頼ることにして、ちょうど保険金も下りたこともあってあれこれそろえ始めたわけですよ。

 

ここからは僕は専門家じゃないから、あくまで経験者の主観だと思って読んでほしい。

 

主に腰痛防止や改善には二つの方向性があると思うのね。

  1. 身体的な矯正をして、腰痛になりにくい身体にする。
  2. 腰にかかる負担を緩和する

 僕が優先すべきと考えたのは、身体の状態を改善する、いわば攻めて守る1のほうで、それができない場合は防御優先の2で悪化するのを防ぐのがいいんじゃないかと思って、実践してみてます。

 

1.身体的な矯正のためのグッズ

 

まずはこれ。コルセットの軽いやつ。コルセットは入院時に作ったものや市販のものも持っていて、具合に応じて使い分けているけど、日常ちょっとヤバそうだな、と思ったときはこれで骨盤のあたりをギュっと締めてる。

 

ちょっとした力仕事するときはもちろん、朝起きたときに今日はちょっと良くないなというときに10分でも締めるとわりと良くなる(個人の感想です。)。

 

このキューっと骨盤の締まる感じがまたたまらないんだな。

 

次は会社の椅子に敷いているサポートシート。ピュルっと出ちゃう前、リハビリを担当してくれていた理学療法士さんから良く言われていたのが「骨盤が寝てる」。

 

だったら普段座ってる姿勢から変えないと腰に負担かかってまた再発しかねないな、と思ってこちらを導入。テンピュールのクッションと迷ったんだけどね。

 

コツはシートのカーブ具合の尻へのフィットとか気にせず、思いっきり後ろ端のほうに座ること。テコの原理でシート前部を腿が押して尻のほうを持ち上げて持ち上げて、骨盤が起きる感じが味わえるという具合。

 

最初の数週間は疲れるのだけど、わりといい感じ。むしろ休みの日が続いたときのほうが朝ヤバいと思うことが多いので、きっと効果あるんだろうね。軽いので自席だけでなくちょっと長めの会議とかだと別室に行く時も持っていくことが多い。

 

2.腰にかかる負担を緩和するグッズ

 

車通勤していて、往復2時間は毎日車を運転するので、車の中で座っている時間というのが結構長い。

 

できれば運転席でクッションとかは使いたくなかったのだけど、背に腹は代えられない、ということで導入したのがこのふたつ。 

ボディードクター ザ・シート メッシュ ブラック BD517

ボディードクター ザ・シート メッシュ ブラック BD517

 

 

ボディドクター バックアップ 【100%天然ラテックスフォーム】 ブラック

ボディドクター バックアップ 【100%天然ラテックスフォーム】 ブラック

 

 

これ、プルプルとしたラテックスフォームの感触が面白いんだ。とくにシートは一見薄いのだけど、やたらクッションとしての性能がいい。ちょっとムレるのが難点ではあるけど、車に乗る前より乗っているときのほうが調子いい時が多いくらいで。もちろん普通にデスクのチェアなんかにもいいよ。

 

 

寝具は、やっぱり一日の中でかなりの時間を過ごすものだから、とは言うけど。やっぱりどうしても高価になるからねえ。普通に布団の上にこれを敷いて試してみているのだけど、残念ながらあまり効果感じられないかな。

 

最近無印良品なんかでも同じような素材使ったクッションがあるけど、多分東洋紡の同じ素材なんだろうね。慣れれば気にならないけど、ガサガサした感触と音は嫌な人は嫌だろうな。

 

これだったら、もっと厚さのある敷布団にしておくとか本家エアウィーヴにしておけば良かったのかな、と思わなくないけど、なにせお高いしね。費用対効果がどれほどあるのか、と思うといまいち躊躇ってしまう今日この頃。

 

今のところこういったものの複合的な予防策で結構うまく抑えてはいるけど、いつまで保つことやら。

 

同士よ、検討を祈る。